電気機器OEM/ODM専科は、お客様のブランド製品を受託製造する電気機器組立・設計のエキスパートです。

SUZUKI INDUSTRY CO., LTD 鈴木工業株式会社

電気機器OEM/ODM専科

電気機器OEM/ODM専科の強み

電気機器OEM/ODM専科の強み4 製品企画力

OEM/ODMの第3段階

OEM/ODMの第4段階として、お客様の販売促進、販路拡大を狙って頂くため、お客様に適した製品を、
当社で製品企画を行い、新規のオリジナル製品のご提案を致します。
お客様からご承認が得られた製品企画は、設計開発・試作品を製作し、量産化を目指します。
お客様との情報交換を通して、如何にお客様の求める製品を企画・開発し、量産化出来るかが鍵となります。

当社には、OEM/ODMの第4段階を実現するための「製品企画力」があります。理科機器販売会社様の
ODM生産品である「IH実験機」を事例に、当社の強みの一つである「製品企画力」を紹介します。

IH実験機器製品企画物語 日本の子どもたちの将来を思う気持ちから理科機器へ参入し、コア技術を応用した製品企画を実現。オリジナル製品の企画・開発という新たな道を拓きました。

理科機器参入のきっかけは、子供達の理科離れの問題

経緯

コイル加工を得意とするメーカを探しているという情報があり、理科機器販売会社様とお会いする機会がありました。
理科機器販売会社様からは、現在の子供達の学力低下と理科離れが深刻であり、国もゆとり教育を見直し教科書を刷新すること、理科においては実験を増やす事で、子供達の理科への興味を高める計画であるというお話しを伺いました。
そして、その理科実験の中で使用する誘導コイルという実験機を作ってほしいというのが、当社への依頼でありました。
理科機器の分野は初めての分野でありましたが、コイルというコア技術があったこと。また、日本の子供達の一助になるのであればと開発をお受けすることに致しました。

開発は予想外に苦戦、コア技術を再認識することに

放電実験

誘導コイルは、1次側コイルと2次側コイルを使って、電圧を数万ボルトまで昇圧させ、電気の放電実験や高電圧の電源として使用しスペクトル管を発光させる実験等に使われるものです。
原理は、1次側コイルと2次側コイルの巻数の比で昇圧させるというトランスと同じ技術であるため、開発当初は比較的容易に出来ると考えておりました。
しかし直ぐに、コイルに数万ボルトもの電圧がかかると絶縁破壊を起こすという技術的な課題に直面することになります。また、その後もいくつかの課題が発生しました。
コイルをコア技術としていた当社にとっても、従来からの技術として分かっているつもりであったものが、検証実験をする中で、実際にはその真意を外してしたものもあり、技術の奥深さを再認識することになりました。
開発は予想外に苦戦しましたが、発生する課題に対して、試行錯誤によるカット&トライを繰り返しながら解決し、何とか製品を無事完成させることが出来ました。
理科機器販売会社様からもご承認を頂き、量産化を実現しました。

お客様のニーズから当社で製品企画を実施

製品企画

誘導コイルの成功を受け、その後理科機器販売会社様からの製品企画に基づき、いくつかの理科実験機を設計開発し、量産化致しました。
そんな中、理科機器販売会社様から、身近にある工業製品から理科の原理を学ぶというニーズがあることをお聞きしました。
当社が持っているコア技術を使って、何か製品が作れないかと検討し、IH技術を使ったIH実験機という製品企画を思いつき、理科機器販売会社様へ提案致しました。
IH実験機は、IH調理器という身近な家電製品をベースに、電磁誘導の原理と、その原理の応用である電磁誘導加熱を体感して、学習してもらおうという理科実験装置です。
当社の製品企画をベースに、理科機器販売会社様の要望を踏まえながら製品コンセプトをまとめ製品仕様のご承認を頂き、設計開発を進めることになりました。

製品コンセプトを具現化、お客様の販売ルートにのる製品をご提案

具現化

製品コンセプトとしては、外観は一般的な卓上IH調理器と同じにしながらも、トッププレートをスケルトン(透ける構造)にして、製品の中のコイルが見える様にすることで、理科の学習をイメージし易くしました。
また、性能・機能としては、電磁誘導を体感する実験として豆電球やLEDの点灯実験や、誘導加熱の実験では、鉄・ステンレス・銅・アルミ等の様々な金属の加熱実験を通して、電磁誘導が発生し易い金属とそうでない金属がある事が学習出来るようにしました。
また、金属を加熱し過ぎると焼けどの危険もあるため、1プッシュボタンを採用し、連続加熱が出来ないように安全面でも配慮しました。
理科販売販売会社様で試作品をご評価して頂き、お客様の販売ルートで売れる製品という事でご承認頂き、量産化を実現致しました。
当社では、お客様の販路拡大や販売促進に貢献出来る製品を企画し、製品化を実現することで、お客様と共に夢を共有し、ウィン・ウィンの関係を築いていきたいと考えています。

 

電気機器OEM/ODM専科の強み4 製品企画力のポイント

お客様のニーズと
弊社のコア技術をベースに
製品企画を提案する事が出来る。

製品企画は、
お客様の要望を十分踏まえて
製品コンセプトをまとめる事が出来る。

製品コンセプトを具現化する
設計開発力・製造技術力がある。

お客様に貢献出来る製品を企画・開発する
事で、お客様と共に夢を共有する。

お問合せはこちら 電気機器OEM/ODM専科 鈴木工業株式会社  Tel:0594-74-3434 Fax:0594-74-3655

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