電気機器OEM/ODM専科は、お客様のブランド製品を受託製造する電気機器組立・設計のエキスパートです。

SUZUKI INDUSTRY CO., LTD 鈴木工業株式会社

電気機器OEM/ODM専科

電気機器OEM/ODM専科の強み

電気機器OEM/ODM専科の強み3 設計開発力

OEM/ODMの第3段階

OEM/ODMの第3段階として、お客様の製品仕様に基づき、当社で設計開発を行い、図面化し、
試作品等によるご評価・ご承認を得て、量産化致します。
お客様の製品仕様のご要望をどれだけ満足する製品が開発出来るかは、製品仕様決定時に、
お客様と当社とで如何に製品に対する相互理解が深められるかがカギとなります。

当社には、OEM/ODMの第3段階を実現するための「設計開発力」があります。
販売会社様のODM生産の蘇生法人体教育モデルを事例に、当社の強みの一つである「設計開発力」を紹介します。

蘇生法人体教育モデル設計開発物語 自社開発への転換、設計の試行錯誤、量産化など製品の設計開発という新しい分野にチャレンジすることで、見えてきたのは、これまでにない事業の可能性でした。

OEMからODMへ 製造から設計開発・製造への転換

経緯

当社では昨今のグローバル化に伴なう製造拠点の海外移転の流れから、自社開発力の強化が急務であると痛感し、2002年に技術開発センターを設置し少数精鋭ではありましたが、構造設計、電気電子設計が出来るメンバーを揃え、本格的な開発製品への取り組みをはじめました。
そんな中、心肺蘇生法(CPR)訓練機器を販売している会社から、製品のリニューアルモデルの開発依頼が舞い込んできました。
心肺蘇生法(CPR)訓練機器とは、救命処置の心肺蘇生法(人工呼吸と心臓マッサージ)を教育・訓練する目的で使用される製品です。病院・学校・自動車学校・消防署等が主な販売先となります。
この分野は外国製品が強く、唯一日本製を販売している販売会社も苦戦を強いられている市場でした。
販売会社は、強い外国製品に対抗するため、リニューアルモデルの開発を当社に依頼して来たのです。
当社にとって初めての分野の製品でしたが、人命救助という崇高な目的を持った本製品の意義を考え、挑戦することを決めました。

設計開発のポイント、それはお客様と製品仕様について相互理解を深めること

設計開発

心肺蘇生法(CPR)訓練機器は、当社にとって経験のない製品でしたので、設計開発のポイントが良く分かりませんでした。そこで販売会社から従来製品をお借りし、更にライバルである外国製品も購入し、両社の製品を徹底的に比較検討して、製品への理解を深めました。
また、お客様と話し合いを繰り返し、お客様のニーズを掘り下げながら、リニューアル設計のコンセプトをまとめていきました。具体的には、次の点を大きなテーマとして掲げ、リニューアル設計を進めました。

1.従来製品の問題箇所の徹底した品質改善
2.他社製品にはない付加機能の追加
3.コスト改善

また、製品を量産した時の組付性や製品のメンテナンス性を考慮し、構成部品がユニット化された部品毎に組み付け、組み替えが出来るよう、設計にはモジュール化の思想も取り入れました。
設計開発では、今までの部材調達先のネットワークを結んできた多くの部材メーカからの情報も十分に活かして、量産性のある製品づくりにも努めました。
実際に、設計開発に入ってから試行錯誤を繰り返し、約1年半の期間がかかりましたが、2005年に無事試作品を完成させ、販売会社からの承認を頂きました。

量産化され事業可能性評価「A」のお墨付きも頂きました

量産化

量産の生産方式は、換気扇の生産で実績を上げた、台車によるセル生産を導入しました。
また、品質面では、市場での品質保証が担保出来るよう、部品の受入検査からラインの工程内検査、製品の出荷検査に至るまで十分な検討を重ね、品質管理体制を確立していきました。
また、製品自体の珍しさもあってか、この事業で岐阜県産業経済振興センターより、事業可能性評価「評価A」を受けました。
さらに、AEDの普及に伴ない人命救助の大切さが叫ばれたこともあり、地元のテレビ局からも取材を受けました。お客様のブランド製品でしたが、社会貢献をしている製品に携われたことに社員一同感謝し、ものづくりの意義や大切さを再認識しました。

 

電気機器OEM/ODM専科の強み3 設計開発力のポイント

技術開発センターを設置し、
製品の開発設計から
量産までを請け負う事が出来る。

技術開発センターでは、
構造設計、電気電子設計が
出来る人材を有する。

部材メーカとも
ネットワークを結んでおり、
設計開発に活かす事が出来る。

お客様の製品の意義を理解し、
大切にものづくりをする社員がいる。

お問合せはこちら 電気機器OEM/ODM専科 鈴木工業株式会社  Tel:0594-74-3434 Fax:0594-74-3655

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